暗号資産(仮想通貨)に興味を持ち始めたけど、取引方法が難しそうと感じていませんか?
実は、暗号資産の取引には大きく分けて2つの方法があります。
- 販売所: 店員と対面で取引するようなイメージ
- 取引所: 市場で自由に取引するようなイメージ
それぞれの特徴を理解すれば、自分に合った取引方法を選ぶことができます。
本記事では、暗号資産の板取引におすすめの取引所5選と、それぞれの取引所のメリット・デメリットを比較表付きで紹介します。さらに、初心者向けに板取引のやり方やメリット・デメリットについても解説します。
板取引を利用することで、暗号資産運用の費用を大きく抑えれます。
- これから暗号資産の運用を始めようと考えている方
- 暗号資産の運用に慣れてきた方
- 少しでもお得に暗号資産の運用をしたい方
暗号資産の板取引とは?
暗号資産の取引には、大きく分けて「販売所」と「取引所」の2種類があります。販売所は、取引所が相手となり、希望する価格で取引できるのが特徴です。一方、取引所は、利用者同士で直接取引を行うため、より自由度の高い取引が可能です。
板取引は、取引所で行われる取引方法の一つで、売り注文と買い注文を一覧で表示した「板」を見ながら、希望する価格で取引できるのが特徴です。
項目 | 販売所 | 取引所 |
---|---|---|
取引相手 | 販売所(業者) | 利用者同士 |
価格 | 販売所が決める | 需要と供給で決まる |
手数料 | 販売所が設定 | 取引所が設定 |
注文方法 | 簡単 | 複雑 |
流動性 | 低い | 高い |
メリット | 簡単、スピーディー | 希望価格で取引可能 |
デメリット | 価格が高い、選択肢が少ない | 注文方法が複雑、価格変動リスク |
取引所と販売所のそれぞれ特徴は?
販売所のメリット
- 店員と対面で取引するようなイメージで、初心者でも簡単に始められる
- 購入したい金額を入力するだけで、すぐに暗号資産を購入できる
- 販売所が価格を決めるので、価格変動リスクが少ない
販売所のデメリット
- 販売所によって価格が異なるため、比較検討が必要
- 取引できる暗号資産の種類が少ない
- 販売所の手数料が比較的高め
板取引のメリット
- 自由度の高い取引
- 希望する価格で取引できる
- スプレッド(売買価格差)が小さい
- スピーディーな取引
- 注文が約定すれば、すぐに取引完了
- 有利な価格で取引できる
- 板状況を見ながら、最適な価格で取引できる
板取引のデメリット
- 難易度が高い
- 注文方法や板の見方を理解する必要がある
- 誤った注文を出すと損失が発生する
- 流動性が低い
- 取引量が少ない通貨の場合、約定しにくい
- セキュリティリスク
- 不正な取引に巻き込まれる可能性
板取引は、慣れていない初心者には難しいと感じるかもしれません。
最初は少額から始め、取引に慣れてから徐々に投資額を増やすことをおすすめします。
板取引のやり方
板取引には、以下の3つのステップが必要です。
注文を出す
買い注文:希望する価格と数量を入力
売り注文:希望する価格と数量を入力
注文が約定する
買い注文と売り注文が一致すると約定
約定価格:買い注文と売り注文の希望価格が一致
約定数量:買い注文と売り注文の希望数量が一致
取引完了
約定した価格で暗号資産の受け渡し
取引所比較表
取引所名 | 取扱通貨数 | 手数料 | 板の見やすさ | おすすめポイント | 注意点 |
---|---|---|---|---|---|
GMOコイン | 20種類以上 | 業界最安水準 | ★★★☆☆ | 取引手数料が安く、初心者でも使いやすい | 取り扱っている通貨数が少ない |
bitFlyer | 15種類以上 | 中程度 | ★★★★☆ | 板が見やすく、約定しやすい | 手数料がやや高い |
Coincheck | 17種類以上 | 無料 | ★★★☆☆ | 販売所取引も可能 | 板取引の機能がシンプル |
BITPOINT | 15種類以上 | 中程度 | ★★☆☆☆ | 信用取引も可能 | 板取引の初心者には使いにくい |
SBI VCトレード | 20種類以上 | 中程度 | ★★★★☆ | 取扱通貨数が多く、セキュリティ対策が充実 | アプリの使い勝手がやや悪い |
まとめ
板取引は、自由度の高い取引が可能な一方、初心者には難易度が高いという側面もあります。取引を始める前に、しっかりと仕組みを理解し、リスクを把握した上で利用することが重要です。
上記の比較表や解説を参考に、自分に合った取引所を選んで、板取引に挑戦してみましょう。
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